千兵衛ふんどし
男着物について書いてある本やホームページを見ていましたら、当然のように褌(ふんどし)のことも
書いてありまして、読んでいる内に、ふと興味本位に褌を締めてみたくなったのです。
ただし、若いときは嫌いでした。
それと言うのも、若い頃に本屋で立ち読みしていた雑誌の中に、この褌姿のお兄さん達が
載っているものがあったのですが、それが、確か「薔薇族」とかいう雑誌でして、中学生位の時の記憶なので
はっきりとは判りませんが、男の同性愛者向けの雑誌のようでした。
いわゆる男の裸姿だけのカラー写真が目立つ雑誌なんですが、褌を、これでもかこれでもかという位に
ねじりにねじってきつく締め込んであり、その時の私は、六尺褌とはイコール男の同性愛者みたいなイメージに
とらえてしまったからなんです。(今で言う、ハードゲイというやつですかねえ?)
もっとも、それまでには、締めたことが無いのかと言えば、何故か、褌を締めた記憶や感触があるようでもあり、
最近、考えておりましたら、昔、小学生の頃には地元の町で子供相撲が盛んで、私も母にまわしを締められて、
相撲に参加したことがあることを思い出したのです。
あのときに締めていたのは、まわしという設定ではありましたが、実質は前垂れのない褌だったのですよね。
ですから、感触も覚えていて、「ハイハイ」という感じで、思い出しました。
そこで、早速、晒し木綿を買ってきて本を頼りに締めてみたのですが、第一印象は、やはり想像していた通りに、
肛門の辺りが妙にきつい感じがしたり、腰の結び目である「みつ」の部分も事務所のイスの背もたれに当たって、
(勿論ズボンを履いての上でですけど)意識してしまうし、この状態では毎日締める気にはなれないというのが実感でした。
しかし、木綿自体の感触はとても心地良いだけに、どうにかして、うまい方法はないものかと考えていて、
思いついたのが、そうです、それが「千兵衛ふんどし」というわけなんです。
この千兵衛ふんどしは、その改良型の締め方を、ほとんどが頭の中での想像の内に考案され、その後に実践してみて、
なんの問題もなく実現したという、我ながら天才的で、画期的な作品であります。
発想の転換と言えば格好良いですが、要は、食い込むとか当たって痛い等の難点を無くす方法を考えただけです。
締め方は簡単なのですが、文章だけで説明しますと饒舌にならざるを得ず、それでいて判り易いとも
言えないと思いますので、以下に、映像と共にご説明したいと思いますが、まず概略を先にお話しておきます。
また、褌自体の意外な効用、長所としまして、下着としての快適さの他に、大災害時などの
応急用、救命救急布地として使えるという、意外な利便性があります。
災害時に、適当な長さに切れば、三角巾や手拭い、ハンカチ等として、或いは細く裂いて、
よじれば、紐やロープにすることもできます。
最近では大災害時に備えて、非常持ち出し袋などを備えているご家庭も多いと思いますが、
日常身につけている、この褌こそ、いざという時の大きな立役者になるものと思い、注目されます。
事実、以前何かで読んだ話ですが、交通事故を目前に遭遇したお婆ちゃんが、
怪我をして血だらけに倒れてる青年の応急処置として、自分の腹に巻いていた晒し木綿の腹巻きを外して、
青年の患部の止血用布地に使ったという記事がありました。
この場合は、腹巻きでしたが、褌と同じように長い晒し木綿ということで、これが晒し木綿ではなく、
ブリーフやトランクス、ハンカチなどでしたなら、きっと代わりに使用する事はできなかったことでしょう。
また、千兵衛ふんどしの場合は、股下から腰へかけて棒状ではなく臀部を覆い隠す帯状で、
お尻を引き上げるようになりますから、結果的にヒップアップ効果が有り、男性でも格好良い姿に
なることでしょうし、その効果を期待する為に女性が締めても、なんら問題ないどころか、
美しいヒップアッププロポーションを期待できることと思います。
千兵衛ふんどしをイメージする為に、ひとことで言い表すとしましたら、越中褌の後ろ姿と前垂れの無い
六尺褌の前姿といった感じでしょうか。
先に述べましたように、股下から腰にかけては、六尺褌のように棒状、紐状ではなく、帯状になっておりまして、
結び目の「みつ」の部分は、腰ではなく、腹側のヘソの下にあり、昔で言うところの臍下丹田(せいかたんでん)という
場所に来るのが特徴になります。
この臍下丹田という場所は、昔から、ここに力を入れると勇気や力が出る場所として知られておりまして、
ここに「みつ」があるということは、生理的にも理にかなった場所といえましょう。
そのような理由から、座っても六尺褌のように肛門周辺の紐状部分が気にならず、痛くもありません。
また腰の「みつ」部分も腹側ですから、背もたれが下の方からあるような長い背のイスに座ったときも
気にならず、痛くもないという具合です。
便所に行き、用を足す場合など褌が緩みやすい場合でも、「みつ」が前側ですから、締めなおすのも楽にできます。
実は、私は着物の方は週に一度、あるかないかの休みの時に、数時間着る程度なのでありますが、
この千兵衛ふんどしの方は、実装するようになりましてから、すでに5ヶ月ほど毎日、洋服の下に着用しておりますが、
何の違和感もなく、着物よりも洋服に向いているのではないかとさへ思っております。
洗えば洗うほどに感触が良くなった晒し木綿(実際には新モスと呼ばれている生地で、晒し木綿より緻密です)の
締め心地の良さに驚いているほどです。
新モス生地は、晒し木綿の一種ではありますが、薄手で柔らかい感触です。
この新モスには、厚手(A表示)と、薄手(AA表示)がありまして、当然、薄手の方が肌触りが良いです。
そして何度か洗ったほうが、さらに感触も良くなり、また変にアイロンなどかけて綺麗な布にせずに、
洗い放しで、くしゃくしゃ状態で干したほうが、荒いちりめん状態になり、感触も柔らかく良いので
本当に手間いらずです。
私の場合は、風呂に入るときに褌一丁姿で入り、浴室で脱いで一時シャワーフックに掛けておき、
体を洗った後に褌も洗って、風呂から出てからタオル掛けの半分を使い、二つ折りにしてそのまま
軽く広げて、掛けておくだけの毎日ですから、「洗濯して、干す」ということに対して、何かを「わざわざする」
という意識がなく、手拭いを掛けておくという、ごく自然な流れで、自分が風呂に入る一連の行為として
終わってしまいます。
自分の好きな事をして、家族に批判をされない生活を送る為には、家族の手を患わせないという事が必定です。
晒し木綿もそうですが、この新モスは一反の巻物が切られずにくっついたまま、二反分(約21m)が一梱包で
一疋(いっぴき)と称して販売されておりまして、切り売りもしてくれますが、私が買った呉服店では
一疋2千8百円でした。
この価格は、新モスの薄手の方で、白色生地の価格ですが、色つきですと一疋当たり、数百円高いようです。
ただし、新モスの薄手の方は、白色生地のみではないかと思いますので、色付きが好みの場合には
厚手の方になってしまうと思われます。
私の場合ですと、長さ的に一本が8尺弱がちょうど良いので、1尺が鯨尺37.88pとして、一疋で
ちょうど7本はとれます。
この21mという長さは、メーカーにより若干違うようですし、梱包紙に21.2mとか書いてありましても、
実際には1尺ほど余分にあったり、1寸ほど不足してた事もありました。
この一本分の長さは、各人のウエストの長さで異なりますから、余った分は適当に切って、
手拭い代わりにしたり、もっと小さく切って布巾として机の掃除等に使います。
そんなにたくさんは要らないという方は、半分の一反を購入すれば良いでしょう。
切り口は、洗濯したり使っているうちに細かな糸が出てきますが、干し終わってから畳んだときに、
目立つ糸くず部分だけを、はさみで切っておけば問題ありません。
端の部分を縫製したい気持ちを持たれる方もおありでしょうが、ここを縫ってしまうと、
褌として閉めこんだときに妙に先の部分だけが固くなり、違和感の元になりますから、
手拭いと同じように、切りっ放しの方が良いのです。
それでは写真を、ご覧いただきながら、改めて締め方の説明も再度いたします。
まず、長さを決めるために、前述の一反などの新モスの晒し木綿生地を購入してください。
色は白でも赤でも黒でも、お好みで結構です。但し、色付きは新モスの厚手のタイプだけのようです。
私は、最初は定番の白を買い求め使っておりましたが、古くなると汚れが目立ちやすいだろうという想像と、
それこそ災害時に使用するときの事を考え、血だらけの白木綿というのは、えぐすぎるとも思い、
一時、エンジ色に替えましたが、最近は考え直しまして、また白色を締め込んでおります。
学習院初等科などでは、今でも水泳の時は締めているようですが、いわゆる「赤ふんどし」というのは、
朱色の赤ですが、今の新モス生地では朱色の赤もありますが、真っ赤な赤や
少し黒みを帯びたエンジ色などを始め、それこそ色々な色が揃っておりますので、
個性的な褌を楽しむこともできるでしょう。。
普通より変態気味の私でさへ驚くのが、インターネットショップなどでは、小紋のような柄物の褌も
各種あるようで、まあ、これは各自のお好みで何でも好きに締めてくださいという感じです。
以下に展開します「締め方見本写真」は、見えやすいように白色生地を使用します。
又、R指定にならぬよう、下にタイツを着用して撮影いたしますことを、お断りしておきます。
それでは、順にご説明していきます。
まず、ご自分の褌の長さを決めなければいけませんから、一反の巻物を9尺以上ほぐしていただき
(和装の場合、一尺は鯨尺計算で、37,88pです)以下に述べますような千兵衛ふんどしとして
切らない状態で、少し締めにくいですが、ざっと体に巻いていただき、適当な長さで切り離してください。
初めての時は多少無駄も出ますが、自分の体の適正な長さを知る為に少し長めにカットしていただきます。
そして、いよいよ本格的に巻いてもらいビシッっと締め込んだところで、長すぎる部分を計り、
印をつけてから脱いで、改めて切り離し、ほどいた褌の長さを測っておければ、それがあなたの
褌の寸法となりますので、その後に残った生地のカットは、その寸法で切っていけば良い訳です。
それでは順番に、利き腕は右側の想定で解説していきます。

(前姿)
まず、褌の一端を一握り余らせて口やアゴで押さえます。

(後姿)
余ってる布地を、そのまま左肩越に後ろへ投げて

(後姿)
少し広げる感じで股下をくぐらせ、前側へ持ってきます。

(後姿)
前側では、特に広げずにそのまま上のヘソ下まで持って行き、

(前姿)
左手指先で、つまむような形に帯を引っ掛け、
このまま右回りに一回転させます。

(後姿)
右手で左腕の肘まで持って行き、左肘で押さえたなら
右手を前に返し、再度帯を前に引きます。

(後姿)
この状態で、縦回しと横回しが、一応できました。

(前姿)
左から来た横回しを指先で引っ掛けてある部分に
くぐり入れます。

(前姿)
外側から右下を通って内側に入り、左上へ抜きます。

(前姿)
ここで、左上にキュッと、横回しを
幾分きつめに感じる位に締め上げます。

(前姿)
そうしましたら、そのまま左下へ降ろし、縦帯の内側を通して
右下へ抜き、右側の横回しに下から外回しで上内側に
3〜4回ほどねじ込みます。

(前姿)
横回しが緩まない時点で、口の方の布は放しておき、
まず前縦回しを広げ、道具を包み込みます。

(後姿)
そのまま両手を後ろに回し、股下から腰の横回しまで
帯を広げて臀部を包みます。

(後姿)
横回しの上の布地を適度に引き上げます。

(後姿)
お尻の帯の形が決まったところで、
余った布地を降ろします。

(後姿)
そのまま、先ほどとは逆に股下から
前へ持って行きます。

(後姿)
写真では、綺麗に見せる為に思いっきり
広げてありますが、実用上はトイレで大する時など、
カーテンのように、横にずらしますから、違和感ない程度に
広げておけば良いです。

(前姿)
前へ持ってきた帯は道具を包み込みながら、
「みつ」の上から包み込むようにして、

(前姿)
内側から右下へ抜き、今度は「みつ」に係らぬように
上へ持ち上げ、

(前姿)
「みつ」の所が玉になって出っ張らないように
逆三角形のようになるように上内側から左下へ抜き、

(前姿)
先ほどの右側のように、左の横回しへ3〜4回ほど
ねじり込んで終わりです。

(前姿)
写真では綺麗に見えるように端が見えませんが、
実際には数p出ていても問題なく、
締め直す時などには、やりやすいでしょう。
それではここで、今までの説明の中ではお話しできなかった、締めるにあたってのポイントを、
再度いくつかお話しします。
まず横回しの部分は比較的きつめに締めてください。
横回しも縦回しも、一日過ごす内に次第に緩んできたりしますが、縦回しの多少の緩みは
問題ありませんし気にもなりませんが、横回しが緩み、ひどい時には垂れ下がってきますと、
気持ち悪く我慢できないものがあります。
まあ、その時点でトイレで直せば良いのですが、千兵衛ふんどしの特徴としては、
晒し木綿をねじり上げずに、平のまま細帯にした状態で、横回しにしますから、
多少強めに締めても痛みを感じません。
横回しが緩んだ場合は、右側のねじり込みが緩んだことですから、まず、このねじり込みを
ほどかずにしっかりと締め直します。
その上で、前側の二重になっている縦回しの内側だけを左手で持って、右手で「みつ」を押さえながら
左下へ引き降ろしますと、横回しがキュッと締まりますので、その上で縦回しの左側のねじり込みをほどいて
締め直せば全体的に締め直すことができます。
次のポイントとしましては、「みつ」の部分は、できるだけ団子状にしないように綺麗な逆三角形に
なるようにまとめることです。
通常の腰の場合の「みつ」もそうですが、余り出っ張ると物に触れたときに痛いですし、
千兵衛ふんどしの場合は腹側ですから、骨は無いので、そういう意味では良いのですが、
出っ張っておりますと洋装ではご子息が大きくなってるように思われて、
ホステスに冷やかされるのが関の山ですし、見た目にも格好良いとは言えないからです。
但し、横回しの高さが中途半端ですと、洋装ですとベルトの位置と干渉しますから、
私もベルトの上側と下側と両方試しておりましたが、一長一短あるのですが、和装の場合もそうですが、
下側になるような高さにした方が、褌の締め直しなどを考えますと良いのではないかと思います。
あと、老婆心ながら、付け加えておきますが、毎日体験していれば自然に身に付くものではあるのですが、
トイレで大をするときに便座に座るわけですが、このとき、ズボンを脱ぎ降ろして座る動作の過程で、
私の場合ですと、左手で息子と玉入り巾着を外しながら、右手で縦回しの下(肛門の辺り)を、
ちょいと、つまんで右横にずらし、その部分を便座に少し載せる感じで座りまして用を足します。
この時に、慣れない内は用心深く縦回しを便座の上に載せるようにして用を足すので、
何ら問題ないのですが、慣れてきますと、用事が済んで立ち上がったときに縦回しの腰の部分の
帯ズレを元に戻すのが面倒くさくなりまして、座るときに、余り横にずらし過ぎないように、
最小限のずらしで済ませるようになります。
これはこれで、「慣れ」という意味でよろしいと思いますが、ご注意したいのは、
この時に気をつけなければならない事に、最後の洗浄便座の洗浄水が跳ね返って、
横にずらした縦回しを濡らしてしまう危険性があるのです。
ですから、肛門脇のずらした縦回しは、便座の上に載るように注意されるのが肝要と思います。
実は、私も一度、慣れてきた頃にこの失敗をやらかし、縦回しを濡らしてしまったことがあるのです。
それこそ、キモイ(気持ち悪い)思いをしますから、どうぞ、お気をつけください。
いかがでしょうか?
以上で、「千兵衛ふんどし」の締め方のご説明を終わりますが、まだ一度も褌を
締められた事の無い方は、だまされたと思って一度だけ試してみてください。
通常の「六尺ふんどしの締め方」と「千兵衛ふんどしの締め方」を、それぞれして
いただきまして、その感触の違いを味わってみてください。
そして、どちらの締め方でもよろしいのですが、違和感なく締められた方で、
しばらくの間、せめて、一ヶ月ぐらいはお試しください。
今は洗浄便座が普及しておりますから、ふんどしも汚れたりしませんが、
それでも洗濯は、前述のように、ご自分の手で毎日入浴時に洗ってください。
この事は、単に清潔さだけの意味では無く、あなたの一番大事な部分を、
より優しく包むことにつながるからです。
基本的に、晒し木綿は(新モスを含む)洗えば洗う程、肌触りが良くなり、
柔らかくもなりますから、手でよく揉みほぐして柔らかくすると良いでしょう。
その後は、あなたの人生ですから、(んな、オーバーな!)トランクスや
ブリーフに戻られるとしても、私は止めやしません。
ただ、何百年も続いた歴史ある、ふんどしの締め心地を知らないでいるのも、
なにか勿体ない気がしたものですから、、、それだけの事です。
( 追伸 )
誤解されている方が多いと思われますことを、ひとつ、お話ししておこうと思います。
昔から、「緊褌(きんこん)一番」とか「褌を締めてかかる」とか「褌をキリリと締め」などの
言葉があります。
いずれも、何かの事に当たる時に、心を引き締め、覚悟を持って行動する心意気を
表す言葉だと思いますが、褌の締め方の説明書等によりましては、上記の言葉を取り上げて、
「だから、褌を締める時は、きつく締め上げなければならない」ように書いてあるものを
目にしますが、これは間違いです。
前述しましたように、横回しは基本的に締めておかなければズリ落ちてしまいますから
痛くない程度の、ある程度の力で締めておかなければならないですが、
縦回しの方は適当に体にまとわりついてれば良いのです。
変に締め上げても痛いだけですから、特に初心者の方は注意してください。
初心者が、キリリと締め上げて一日過ごすと、人によっては褌嫌いになってしまうことでしょう。
上記の「緊褌一番」などの言い方は、ある決意をする時に、褌をきつく締め直して
決意を強く持つという事ですから、むしろ普段は緩めにしておくという意味が
隠されているというか、前提という事なのです。
人の事を誉めあげたり、感心したりする時に、「見上げたもんだよ、屋根屋のキンタマ!」という
言い方があります。
「お前さんは、たいしたもんだよ。見上げたよ!」という意味を、屋根屋さんが、屋根の上で
仕事をしている時に、褌の縦回しの脇から、キンタマが見えてるのが日常の事から、
かけ言葉、言葉遊びをまじえて上記の言い方をしたものでしょうが、このように、江戸時代の
一般庶民は、通常は縦回しはゆるめに締めていたものと思われます。
常識的に考えましても、一般庶民が日常生活の中で、いつも褌をキリリと締めた緊張状態でいる訳は、
ないですものね。
褌も一日締めていて、トイレにも何度か立てば、少しずつ緩みもします。
ですから、ご子息がブラブラ遊び回って、脇から顔を覗かせない程度に、
適当にお締めいただければ、よろしいことと思います。
( 追記 ) 8月15日
ブログ版の「千兵衛の家」の7月31日に書いた事ですが、季節も蒸し暑い7月に入りましてからは、
新モスの生地も、何となく蒸し暑くなってきましたので、浅草へ行きまして爽やかな生地を探してきました。
そこで見つけましたのが、同じ木綿ではありますが、縮緬状のしぼ(しわしわしたようなぼこぼこしたような感じ)の
入った生地です。色合いとしましては、藍染めの縞柄で要するに藍の先染め子持ち縞の縮緬反物です。
左の写真がそうでして、この反物は幅が40センチありますから、縦半分に切り分けまして、20センチ幅の
褌として使用しております。何故、そんなに細くしたかと言いますと、風通しを良くする為です。
この縮緬褌は、新モスに比べますと、当然ながらごわごわした感じで、使用する前は心配していたのですが、
その心配も杞憂に済みました。初めて使用する前に、一度洗いましたら、このしぼの、ごわごわ感が一層、
強くなったのですが、使用しましても少しも痛くありませんで、むしろサラサラした感じで、新モスで感じていた
蒸し暑さが無いので、ホッとするやら嬉しいやらでした。
この幅が20センチというのも、他にも利点がありまして、トイレに座る時にずらすわけですが、写真右のように、
細い為に、ずらしがとっても楽になりまして、すなわち、ずらし戻すのも楽になったという訳です。
これで、一年中使えそうな感じにもなってきましたので、皆さんもどうぞご試用願います。とても快適ですよ!