かわいいネコには旅をさせよぅ
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How to ネコ旅
旅のプラン

ネコ旅はネコの都合を第一に考えて計画するのが一番大事だと思います。

まず大前提として、旅行にネコの適性があります。室内飼いのネコの場合、ほとんどのコは自宅=テリトリー外に出るのは嫌がるのではないでしょうか?

シナモンもそうです。
以前はペットシッターさんをお願いしていたのですが、同居人の留守中に知らない人が来たのが怖かったらしく、シッターさんに攻撃してしまったことがあったんです。同居人が帰ってからもしばらく情緒不安定で、我々も何度か攻撃されてしまいました。
幸い、今は落ち着いてのんびりしてますが..(´∀`)
そんなこともあって、連れて行かれる旅行であれば連れていってしまおう、ということになりました。

ネコ連れの旅は楽しい反面、いろんな制約があります。ペット禁止のスポットには行かれない、ほとんどの高級ホテルは泊まれない、ネコ連れというだけで大きな荷物(ネコは犬と違って自分で歩いてくれませんから)、トイレが心配だから車からそう遠くは離れられない、ネコが緊張で疲れてしまう..などなど。
言うなれば、毛むくじゃらの赤ちゃんを連れて旅行しているようなもんです。

ネコにとって無理のないプランをたてて、ネコの調子によっては臨機応変に予定変更。予定は全部こなせないくらいがネコにはちょうどいいんじゃないかなー、という気がします。
ネコと一緒の旅、というテーマを楽しむようにしましょう。

行き先

ペット同伴の認知度が高いところが行きやすいです。関東からだと軽井沢や蓼科は認知度が高いですね。避暑地でも気をつけたいのは国立公園。生態系を乱す恐れがあるので、ペット立入り不可なんですよ。せっかく行ってもメインの観光スポットに行かれないということがあるので要チェックです。(白馬がそうでした。)ガイドブックで下調べしておきましょう。

海は行ったことないです。なんとなく..シナモン、海はキライなような気がして。なんとなくですけど。

移動手段
なんといっても車でしょう!ネコ連れは荷物が多いですから。トイレ、必需品ですし。

シナモンはしょっちゅう車に乗っているわけではないので、最初はバッグに入れてひざに抱き、慣れてきて自分から出たがったら、リアシートに放してます。リアシートの足元がシナモンの定位置。飽きると立ち上がって窓の外を見たり、トランクの上に上がって後ろの車をガン見したり。(笑)

リアシートとトランクはシナモンの自由エリアですが、前座席は侵入禁止です。何かの拍子にアクセルやブレーキの下にでも潜り込まれたら大事故になりかねませんから..これだけはコワイので、ネコ連れの旅では助手席も眠れません。(ってか、ネコいなくたって助手席で寝るのは反則ですけどねー。)
トイレ

車中ではトランクにトイレを設置し、リアシートを半分倒してトランクとリアシートを自由に行き来できるようにしています。シナモンは走行中でもけっこう平気で用を足してます。わざわざクネクネ道通過中にトイレに入ってたこともあります。後にすれば..?と思ったけど。(笑)

宿では部屋の隅に設置。ネコ砂普段からはトイレに流せるオカラのものを使っていますが、旅先での処理は便利です。

車から長時間連れ出すときは、トイレに注意しましょう。ネコはトイレはわりと我慢できるようですが、あんな小さな膀胱の能力は限界がありますし、犬は外でも用を足しますけど、ネコ(特に室内飼い)はMYトイレでないとダメですから。

実は一度失敗してしまったことがあるんです。
シナモンがニャーニャー何かを訴えるので「もしや?」と思って慌てて車に走って戻ったけど間に合わなくておもらし。かわいそうなことをしました。(涙)ネコはプライド高いから、傷ついたんじゃないかなぁ。

 

 

宿

ペット可のペンションを利用してます。犬連れの人は多いけどネコはまだ珍しいらしく、「ネコちゃんは初めてです」ってよく言われます。
ただ、犬メインの宿は部屋が犬くさかったことがあります。多少のペット臭は織り込み済みですが、「犬小屋?」ってくらいクサイとちょっと..犬の声が聞こえると落ち着かないですし。この辺は行ってみないと分からないんですよね。犬オンリーの宿はわりとあるけど、ネコオンリーの宿ってないんですよね。まぁ、需要がないから仕方ないかぁ。

車泊という手もあります。ネコにはこの方が落ち着くのかも。

↓ペット可の宿はこちらで検索できます。
Pet宿.com

注意したいこと

車内で放し飼いにする場合は、ドアを開けたときにびゅっと出られたりしないように注意です。駐車場はネコの隠れ場所天国ですから、一度出てしまったら捕まえるのは大変です!!あと、かわいいアンヨやシッポを挟まないように。私は先日自分の手をドアに挟みましたが..痛かったですヨ(T-T)

食事やペット不可の観光スポットでネコだけを車に残す場合は、熱中症に要注意です。特に夏は要注意!!日陰を選んで車を停めること、夏の昼間だったら日陰であっても窓を少し開けておいた方がいいと思います。
特に夏場はネコを残してお出かけ、というのは絶対避けたいところです。ランチもできればペット可のテラスつきレストラン、そういう場所がないときは、短時間にぱぱっと食べられるものを選びましょう。何かがあってからでは遅いですから!

あと、出かける前に「ちょっと待っててね」と声をかけてあげるとネコも安心すると思いますw
シナモンはわりと心配性なので、外の見やすい位置に移動してじーっと見てたりするので
まぁ、疲れているときはぐーぐー寝てますけど。

連れ歩くとき

ペット用バッグに入れて連れ歩いてます。愛用のバッグはバッグの側面をチャックで開閉できるようになっているので、そこを頭が出せる分だけ開けておくと、ぴょっこり頭を出して外の様子を見ています。で、「こわい」と思うと引っ込む。でも1秒くらいですぐまた出てきたりする。(笑)
シナモン、けっこう知りたがりやなんです。
バッグに入れていてもなるべくリードもつけておくようにしています。何かに驚いて飛び出してしまう可能性もありますから..

犬旅行との違い

まず、ネコは自分で歩いてくれません。(笑)ネコ旅行では大きな荷物(=ネコ)が一つ確実に増えると思ってください。
犬のように外で用を足してくれません。旅行にトイレはマストアイテム。荷物も増えますし、トイレタイムも気にして行動しなくてはなりません。
外で用を足さないので、どこかの店先でうっかりマーキングをしてしまう、ということはありません。安心して連れて歩くことができます。
飼い主が食事や買い物に出かけている間、外につないでおくことができません。すると車に残してくることになるので、特に暑い季節は熱中症が心配。ネコとの別行動はあまりできませんから、制約が増えます。
ほとんどの室内ネコは旅行があまり好きじゃありません。なのになんで連れてくのか?って話もありますが.. その代わり、旅先では率先して車やバッグに入ってくれます。

ネコ旅行は飼い主は大変ですが、周囲に迷惑をかける心配は、犬旅行よりも少ないのではないかと思います。

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